AIを活用した組織開発の活用実績(国内・海外)をご紹介します。

東京電力 A支店(国内)

[導入背景]

東京電力A支店は東京電力に10支店あるうちの1支店で、A県内の15の営業センターを保有する、従業員3,000名の支店です。
A支店では、東京電力(以下、TEPCO)内で年2回実施している「お客さま満足度調査」において全10支店の順位の中で満足度が8位にとどまっている状況を打開しようと、平成16年11月に各部門から中堅社員10名程度からなるCS活動推進プロジェクトチームを発足しました。
プロジェクトチームでは平成18年下期の実績1位を目指すことを宣言し、平成17年度からの本格活動展開に向け、平成17年1月より活動計画に着手しました。

[取組み概要]

AICJはグループ内の人事コンサルティング会社と協働し、AIの考え方を基本とした全員参加型の活動計画策定に向けた支援、AIワークショップの提供を行いました。

1.AIコンセプトをベースとした活動計画の策定支援
「答えはA支社内にある」を基本的な考え方に据え、現場改善型の手法ではなく、組織・個々人に潜む問題意識・意欲を引き出すことに主眼を置いた人材育成・組織開発の展開ステップの策定を支援しました。

2.AIワークショップの提供
CS推進グループメンバー、支店幹部クラスを対象としたAIワークショップを企画・実施し、1人1人が描く理想の「お客様満足No.1」の状態をゴールイメージとして共有を図ると共に、中核社員の中でAIの基本的な考え方への理解の深耕を図りました。

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[成果]

AIワークショップでのディスカッションを経て、活動計画の展開に向け、メンバー1人1人が考える「お客様No.1の状態」を共有し、活動のゴールイメージを策定・共有しました。また、AIワークショップ参加者の100%が研修内容に満足し、約90%が活動の中での継続的な実施を希望するなど高い評価を得ています。

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[受講者のコメント]

「考え方に共感しました。ぜひ全社員を対象に行っていただきたい」
「全員を対象として実施した方がよい…対話をベースとした全員参加型のコミュニケーションは今後も重要である」
「『目的・ビジョンをイメージし、理想とする組織への具体的な行動計画に基づき実行すること』、『組織や個人が持っている”強み”を最大限に引き出すこと』を研修で学び、大変参考になった」

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